都市部の20年先行く長岡市と日本海側4つの逆転

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アオーレ長岡で
NCT開局25周年記念講演を視聴してきました。
テーマは、里山資本主義と長岡

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スピーカーは里山資本主義の著者
藻谷浩介(もたにこうすけ)さん

観客を上手く巻き込み
大変聞きやすかったです。
簡単ですがまとめて見たいと思います

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*撮影禁止でしたので会場写真のみ

1.世界的に見た位置づけの逆転

第二次世界大戦前までは新潟の人口が多かった
戦後は、太平洋側で工業が発展し人口が増えた。

理由は戦後、中国が経済力を持たず、中東の化石燃料を加工して欧米に輸出するのに
太平洋側の方が便利だった。

21世紀になり中国か力をつけ出した。
波の荒い太平洋側より日本海側の方が船は運行しやすい
今も日本海を抜けて津軽海峡から太平洋に出る国際船籍が多いそうです。

日本海側で一番大きな港は新潟ってことで
新潟が有利である

余談、津軽海峡を封鎖したら世界の物流が泊まる?!そうです。
その観点で今度津軽海峡を見に行こう

2.首都圏と地方の高齢化大逆転

国立社会保障・人口問題研究所のデータを元に分析すると
21世紀地方の高齢化は横ばいに
都市部は高齢化が進む
現在の長岡市の人口分布に
20年後には都市圏も同じになるとの予測

3.山材が宝の山に変わる大逆転

これは書籍「里山資本主義」にも書いていたこと

化石燃料を使うからお金が外に出て行くが
木材をバイオマス燃料にして発電や
熱エネルギーにすれば
地域にお金が残る

4.産業の大逆転

20世紀はハイテクの時代
21世紀は6次産業の時代
日本は多くの国とは貿易黒字だが
ヨーロッパの数か国からは赤字である
それは、フランス、イタリア、スイス
フランスやイタリアはワインなどの食料加工品である
なので、六次産業がこれから伸びる!

里山資本主義を成り立たせるためには

里山資本主義、あくまでも提案
実現するには課題はある、
人口減少を止める為に若者を長岡に帰ってきてもらうこと
そして子供を産んでもらうこと

その為には里山資本主義
また、
里山資本主義はマネー資本主義の保険のようなものと
言われてました。

もしも、収入がなくなった時のことを考えると
あってもいいかもしれませんね

lirevo の紹介

ものづくりの末端で働いてます。 理不尽なこと無理難題の要求、数々あります。 その要求に答えるため多くのチャレンジをしてます。 そこでの気付きを書いていきます。
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