切断作業は、長い物から切る

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今日は、朝から切断作業
切る順番を変えることで
ミスを減らすことができ
この手順で作業してるだけで
ものづくりわかってる人と思われるので
メモしておく

まっすぐと垂直に切るのは難しい

機械で切るからと言っても
まっすぐに切るのの垂直に切るのは難しい
小さかったり短ければ影響が出にくいが
長かったり大きなものを切れば
誰でも分かる
実際には物がないので
計算してみる

89度で切断した物を立てたら
どれだけ傾くか

100mmの場合
(100X2)X3.14÷(360÷(90−89))=1.7mm

1000mmの場合
(1000X2)X3.14÷(360÷(90−89))=17mm

1度ずれるのは完全な調整不良だが
0.5度くらいは公差として許される場合が多い
なので
100mmだと0.85mm
1000mmだと8.5mm

傾く可能性がある
材料の反りとかがあるので
傾きと反りを考慮しながら
加工を考える必要がある

切断長さ不良で多いのは

切断作業、切ればいいだけと簡単な作業なのだが
ミスが発生しやすいし
工程の上流なのでミスすれば
材料がギリギリとか支給材とかの場合
後工程に迷惑がかかる

1本づつ切れば ミスは起こりにくいが
数が多いとまとめ切りとなり
頭揃えたつもりが揃ってなく
突き当て不良が発生して
何本かが短くなる

また逆に材料の反りなどの関係で
突き当てにあてたつもりが
行き過ぎてしまって長く切ることもある

長いものは、切り直せばいいが
短いものは不良になります。

長いものから切ると不良を減らせれる

切断寸法より短くて不良になったもの
それより短いもので切断した予定があるなら
そちらに回せばいい

短いものから切って行くと
長いものを切ったときの不良がでても
すでに短いのが切り終わってるので
短く切る必要がないので
不良が貯まるわけだ

なのでもしもを想定して
切断作業は長いものから切っていくと
カットミスしても不良にならない場合があるのだ

最後に

切断作業をよくやってる人なら
みんな知ってることですし、
よく考えれば分かることです。
がしかし、納期とかに追い込まれると
視界が狭くなりよくカットミスを起こします。
普段からの習慣がミスを減らす一番の方法です。

lirevo の紹介

ものづくりの末端で働いてます。 理不尽なこと無理難題の要求、数々あります。 その要求に答えるため多くのチャレンジをしてます。 そこでの気付きを書いていきます。
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