エクサスケール・コンピューティングって何?

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長岡からまっすぐ家に帰らず
やきとり屋で作業してます
その前に先日、長岡技術大学40周年記念講演会でいただいた
齊藤 元章さんのエクサスケールの衝撃まずはさらーっと読みました。

講演会で言われてたことがもっと詳しく書かれてる感じです。

講演会とか著書のなかで、エクサスケールコンピューティングって
よく使われてた言葉なのですが
エクサスケールについても書かれてました。
これから人工知能とスーパーコンピューターで人類が進化する的なかんじがあります。
なのでエクサスケールって言葉を覚えてほしいとも書いてある

コンピュータの歴史から考えてみる 

現在、日本のスーパーコンピュータ京は
神戸ポートアイランドにビル1棟の大きさであると

京の大きさから見るとコンピューターの初期で考えてみる

最初のコンピュータともいわれるENIAC(エニアック)は
1946年にペンシルバニア大学ムーア校で生まれた
重量は30t以上で165平方mもの面積だったと記録にある
あれから今年で70年
スマホとかスティック型PCなど計算速度も大きさも
当時の人からは想像のつかない進化だろう

そう考えると未来の規模は想像つかないスペックになってるいるはず

エクサとは

エクサとは10の18乗を表す単位である
一般的に使われてるものも含めて小さい順に紹介すると

10の3乗 K(キロ)は日常でいろんな単位で使われている
10の6乗 M(メガ)はファイルサイズとかネット速度とか
10の9乗 G(ギガ)はハードディスクとかSDカードとかメモリーの容量で
10の12乗 T(テラ)もハードディスクの容量で使われてる
その上の呼び方があって
10の15乗 Peta(ペタ)
10の18乗Exa(エクサ)
10の21乗Zetta(ゼッタ)
10の24乗Yotta(ヨッタ)

スーパーコンピュータ「京」は、10ペタフロップスの計算速度
2020年に、「京」の100倍の1エクサフロップスを達成すると言われてました。
そしてそれが当たり前の時代が来る

実現可能なのか? 

言うことは分かるが、、、
本当にできるのか?疑問になるところだ
現在PCでも周波数は数Ghz

エクサはギガの100万倍(10の9乗)
仮に10Ghzまでになったとして
10万倍をどうするかだ
10万の並列演算をすれば可能になる

まずはプロセッサーにコアをいくつ入れるかだ
今のPCにも4コアとか16コアとかあるので
1デバイス100コアCPUだとしたら1000個
1000コアなら100個で計算は成り立つ

齊藤 元章さんが社長を務める
PEZY Computingのプロセッサー
PEZY-1はコア数512個と書いてある
次のデバイスを開発してるとか言ってたが
PEZY-1を使ったとしても200個あれば
計算上可能になる

そしてムーアの法則で考えると1年に2倍の集積密度になる
齊藤 元章さんたちが開発したスーパーコンピュータは
大型洗濯機4台分と言ってたが
1エクサフロップスを達成したら

達成した2年後には大型洗濯機1台分の大きさになり
4年後で大型洗濯機1/4の大きさになる
 大型ディスクトップPCくらいってことだ
そして6年後にはノートPCくらいが出てくる計算になる

あくまでも計算でその通りに行くとは限りませんが
近いところになるのは間違いないのでは?

最後に

ちょっと話し膨らましすぎました。
とは言え、我々が扱えるのはまだまだ先のことで
当面は偉い人たちの持ち物です。
しかし、いずれ私達の手に届くところに来ます。
ピアノがなくてもおもちゃや紙のピアノで練習しておくのもありかなと
思ってます。
また、違ったプロセスがあってもいいかもしれません。

lirevo の紹介

ものづくりの末端で働いてます。 理不尽なこと無理難題の要求、数々あります。 その要求に答えるため多くのチャレンジをしてます。 そこでの気付きを書いていきます。
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