たまたま、テレビのチャンネルを変えてたら
テレビ朝日の池上彰の学べるニュース3時間スペシャルがやってました。
ちょうど国際成人力調査(PIAAC:ピアック)についてやってました。
なぜするか?
調査結果は、各国の成人のスキルの状況を把握し、成人のスキルの社会経済への影響や、スキルの向上に対する教育訓練制度の効果などを検証し、各国における学校教育や職業訓練など今後の人材育成政策の参考となる知見を得ることに活用されることが期待されています。
国際成人力調査(PIAAC:ピアック)とは
経済のグローバル化や知識基盤社会への移行に伴い、OECDに加盟する先進国では、 雇用を確保し経済成長を促すため、国民のスキルを高める必要があるとの認識が広まっています。このような中、OECDでは、各国の成人のスキルの状況を把握し、各国の政策に資する知見を得ることを目的として、初めて本調査を実施しました。
OECD加盟国等24か国・地域(日、米、英、仏、独、韓、豪、加、フィンランド等 )が参加し、16歳~65歳までの男女個人を対象として、「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」及び調査対象者の背景(年齢、性別、学歴、職歴など)について調査しました。
読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力の結果
読解力、数的思考力は世界1位
しかし、ITを活用した問題解決能力は
残念ながら10位
なぜ、ITを活用した問題解決能力が低かったか?
50代60代の人が
パソコンできないから
と言って拒否した人が多かったそうだ
逆に読解力、数的思考力が良かったのは
企業研修などがあったり 大人になっても勉強しているからだろう
と言ってました。
世界の結果との違い
アメリカ、イギリスなどは
収入と成績が比例してて
収入が多い人ほど成績が良かった
しかし日本は
年収に関係なく良かった
結果から見るに
ITのできるひとをもっとうまく働ける環境ができれば
日本の経済が良くなるのではないか?と池上彰さんは締めくくってた。
OECD 国際成人力調査調査結果の概要文部科学省のサイトで見れます。
気になる方は見てみてはいかがでしょうか?
国立政策研究所にもいくつかのレポートがあります。