長岡科学技術大学40周年記念講演で
スーパーコンピューターの世界記録保持者の
長岡生まれの齋藤元章さんの話の中にムーアの法則がでてきた
シリコン集積回路の集積密度が2年でほぼ2倍になるという経験則。
1965年、米インテル社のゴードン・ムーアがプロセッサー・チップに使われるトランジスタ数が
1年で2倍になると予測したことに由来する。
1年で2倍の増加だとすると
1日どれくらいの増加なのかExcelで計算してみた。
Excelで365乗根するには
うるう年を無視して1年365日で計算してみることにした。
単純に2の365乗根が1日の増加率となる
セルに書く式はこうだ!
2^(1/365)
計算結果は
1.001900838
となる
1日あたり0.0019ずつ増えていく
パーセントにすると 0.19%
僅かな増加率である
検算で365乗もしてみた
乗数も乗根も「^(ハット)」を用いて計算する
キーボードの場所は「ー」の右横にあります。
乗数の式は
1.001900838^365
結果は確かに2になった
1週間、1ヶ月なども計算してみた
Excelなので簡単にコピペなどつくれるので
式を追加してみた
結果
1週間=1.013381981
1ヶ月(30日)=1.058625111
改めて思うが僅かな増加数ですが
ちりも積もれば山となるんですね
最後に
1日0.19%増加させるために世界中で多くのエンジニアが時間を費やしている
もしエンジニアを倍に増やしたら増加量は増えるのだろうか?
それとも変わらないのだろうか?
気になるところです。
あと、みなさんも暇な時に
Excelで試してください
- Excelでピッチ穴をProcessingプログラムを自動計算で吐き出すシートを作ってみました
- スパコンはExcelの延長線上にある
- GoogleのChromeアプリ Excel Online 早速試してみました。