自動カンナの刃物交換は簡単ですが調整に時間かかります。

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本日の仕事は自動カンナの刃物交換からスタート

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普通は交換治具だけで刃物交換して終わりですが

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カンナがけする材料の特性状
シビアに調整する必要があります。

スペシャル調整は
マシニングセンターの刃物調整に使う
新潟精機のツールポイントを使って行います。

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実際に自動カンナにセットして
底面からどれくらいの高さがあるか測定します。

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刃物の高さが底面から同じ高さならOK
言うのは簡単ですが
もともとの加工ズレもあり
合わせ込むのが結構たいへんです

測定してズレていると
固定ネジを外し
一から再調整です。

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上手く行く時は一回か二回で高さが揃うのですが、
上手く行かない時は何度もやり直しをする為
1時間くらいかかる事もあります。

治具に刃物当てて調整するのですが
調整不良の時は
ネジを締める時にずれて
隙間が開いてることが多いです

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どこかに合わせるとどこかがずれたりして
常にバランスを見ながら調整します。

マニュアル化すればいいのですが
習うより慣れろ
何回もやってやり方覚えた方がいい

他にも色んな調整あるのですが
そこは企業秘密

最新の機械を入れて作業するのが理想ですが
単価が合わなくなります
単価を抑えるために
古い機械で手加工も有効な手段です。

ものづくり
なかなか図面通りには行きません
癖をつかんで
バランスを取ることが重要です。

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lirevo の紹介

ものづくりの末端で働いてます。 理不尽なこと無理難題の要求、数々あります。 その要求に答えるため多くのチャレンジをしてます。 そこでの気付きを書いていきます。
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