11/19(土)ルネサス半導体トレーニングセンターで開催された
Rubyが気軽に使える小型ボード「GR-CITRUS」ワークショップ!に参加してきました
ワークショップはあっという間の3時間
軽く触りだけでしたが
GR-CITRUS+WA-MIKAN
思ってた以上の可能性を感じてきましたのでご紹介させてもらいます。
GR-CITRUSが優れてる3つのポイント
WA-MIKANはESP8566とマイクロSDカードソケットを搭載
この2つだけで色々と使い勝手は良くなりますが
GR-CITRUS単体でも優れてると思う3つがある
1.MP3ファイルが再生できる
ワークショップで見せてもらった
デモンストレーション
なんとプログラム1行と配線1本で音を鳴らすことができる
void loop() { wavmp3p.play("jingle01.mp3"); }
あとはjingle01.mp3を変えれば
自在に音が出せるようになる
ワークショップの終了時
100円ロボット部のMさんが早速書き換えて試したのを
動画撮影させてもらった
気になる方はGR-CITRUSの製品ページ内プログラム作成・書き込みに
MP3, WAVファイル再生がありますので
そちらをクリックしてください
2.リアルタイムクロック内蔵
Arduinoには時計機能が無いが
GR-CITRUSに搭載しているマイコンはRX631には
リアルタイムクロックが内蔵されてる
GR-CITRUS単体で時計が作れる
3.温度計内蔵
一番の驚きは
RX631には温度センサー内蔵
制御回路周りが発熱しなければ
室温を測れる
スマホみたいに熱暴走対策プログラムが組める
今後GR-CITRUS+WA-MIKANで作っていくもの
GR-CITRUSを使ってまずは作るものは
やきとり屋のスマートハウス化の制御ボードにする。
まずは、ダウンライトの点灯制御から
WA-MIKANのESP8266Wi-Fi経由でスマホ制御したいです。
また、現場用音声付きスペシャルパトライトも作れればと考えてます
先日の福島沖地震をうけて思ったのは
IFTTT経由で地震発生時に信号をもらって
喋る機能も埋め込みたいです。
最後に
これまでルネサスH8のイメージが強くて
個人には海外メーカに比べると
とっつきにくかったが
ワークショップに参加して
個人ユーザーに優しくなってる気がしました。
他のマイコンもそれなりに良さがあると思いますが
国産のマイコンは直接聞けるのが他とは大きく違うところだ
GR-CITRUS+WA-MIKAN有効に使わせてもらいます。
実際、東北にあるルネサスの工場が
3.11の地震の被害を受け
可動できなくなり、世界中の車メーカーが影響を受けた
実績は元々ある
GR-CITRUSをフロントエンドにして
RX631マイコンを熟知して色々な装置を作っていきたいと考えてます。
高速演算はRX631より周波数の高いマイコン組むより
CPLDでロジック回路で組むほうが懸命だと思う
マイコンでシリアル処理するより
ロジックでパラレル処理するほうが確実に早くなる
高速道路の
車線数から考えてもそうなる
マイコン何を軸にするか迷ってましたが
RX631とRL78この2つに絞っていきます。
GR-CITRUS+WA-MIKANの記事は
進捗あるごとに書いていきますね
参考資料
WA-MIKAN
- 週次レビュー 先週は不安との戦いでした そして何故不安なのかがわかった
- PCA9622DR I2C 16ch LEDドライバ基板がやっと理解できました。
- GR-CITRUSが喋るwavファイルをMACで作る方法